型取り用シリコンおすすすめ比較。簡単初心者用からプロ向けまで

DIYやらハンドメイドやらが大好きで、オリジナルのものがつくりた~い!

という方が憧れるのは、そうです、

オリジナルのシリコン型作り

自分で作った原型をもとに、シリコン型を作ってリアルなフィギュアを作ったり、

お気に入りのアレを型取りしてにシリコン型を作成!

そして量産~!!

(なんて、考えただけでも楽しくなっちゃいますよね!うへへ…)

と言うことで、シリコンの型取り用材料をゲットだぜ!とばかりにネットサーフィンすべく、

インターネットと言う大海原に繰り出した、家サーファーの諸君、

意外とシリコンモールド用自作用の材料は種類があるけれども、情報が少ないです。

型から作っちゃう凝り性の人はまだまだ少ないためか、ちょっと調べただけではわからないことだらけ。

「どれを使ったらいいかわからない~!」

なんてお悩みではありませんか?

なので、こちらのページでは、

初心者からOK!オリジナルの型取り用シリコン素材の紹介をどど~ん!と特集していきます!

目的から選ぶ【簡単な】オリジナルシリコン型自作用の型取り材料とは?

初めに言っておきます。「初心者だけど本格派目指すんで。」って方、

ヤボなことは言いません。この項目はすっ飛ばして液体タイプの型取り用シリコンの紹介へ直行してください。

それ以外の方、「ちょっとやってみたいだけ~」とか、

「まずは簡単で手軽に出来るものからやってみたい~」

という方向けにどんな型取り剤がおすすめかタイプ別にまとめてみたので、まずはそちらから参考にしていただければと思います。

まず、大まかに分けると型取り用型取り用素材には

「液体タイプ」と「粘土タイプ」の2種類があります。

それぞれの特徴はこんなかんじです…

液体タイプの型取り用シリコンの特徴と作り方

その名の通り、どろっとした感じの液体で、硬化剤を混ぜることによって固まります。

柔らかい粘土などの型取りに適していて、2回に分けて型取りすることで立体の物の型を取ることが出来ます。

熱に強いのでUVライトなどで溶けることが無く、半立体のものでも本格的に作りたい人にはこちらのタイプがおススメです。

一度作った自作シリコン型は何度でも使えるので、同じものを大量生産したい場合にもおすすめです。

・作るものが立体

・大きいものを作りたい

・作った型で同じものを量産したい

・自作したシリコン型はそのまま保存しておきたい

↑こんな場合には液体タイプの型取り用シリコンが最適と言えます。

フィギュアなどを本格的に作る場合はこちら以外の選択肢はないのですが、

デメリットとしては1kgで販売されているものがほとんどなので、

小さいものを作りたい場合は気軽に始めにくいことと、

失敗してしまったものはゴミにしかならないということです。

粘土タイプの型取り用シリコンの特徴と作り方

これは正確にいうと型取り用ねんどと言ったほうが正しいのですが、出来上がったものはもちろんシリコンモールド型のように使用できます。

使い方は粘度のようにこねて、原型に押し当てて作るので、半立体の物に向いています。

また、使う分だけ少量ずつ利用できるので、小さいものを気軽に作るのには適しています。

・レジン型用などの半立体の型取りに使いたい

・小さめのものを気軽に型取りしたい

・色んな物を少量ずつ作りたい

・短い作業時間で型取りしたい

こんな場合にはおすすめです。2種類の粘土を混ぜ合わせることで硬化するタイプの物と、温めることで柔らかくなり冷めると固まるタイプのものがあります。

温めるタイプのものは、硬化しても再度熱を加えることで再び軟化しますので、何度でも再利用できてお手軽な上に経済的です。

デメリットとしては何回も使っていると劣化してくるので大量生産には向いてないこと、本格的なフィギュアなどには向かないことです。

温めるタイプは熱に弱いので、レジン用UVライトで溶ける場合もあるので、ライトの距離と出力に注意が必要です。

粘土タイプ型取り用シリコンおすすめへ

やり直しOKな液体タイプ型取り用シリコンの特徴と使い方

液体タイプとしながら別項目で紹介するこちらのタイプは、粘土タイプと液体タイプの中間のような型取り材です。

粘土タイプのように通常は固形なのですが、加熱することによって溶けて液体状になります。

冷えることで固まるのですが、再度温めることで液体になり、繰り返し使用することが出来ます。

粘土タイプと違い、液体タイプのように立体物の型取りも可能です。

なので、液体タイプと粘土タイプの特徴を組み合わせたような型取り用シリコンです。

・立体を作りたいけれど手軽なものが良い

・液体タイプに挑戦してみたいけれど自信がない。

・型取りしたシリコンを再利用したい

こんな場合にはオススメです。失敗しても再利用できるのが気軽でいいですね。

デメリットとしては、熱に弱いのでレジン用ライトの距離と出力に気をつけること、

立体の型取りをするときに温度管理に注意することです。

また、再度の使用は可能ですが、無限に繰り返し使えるわけではなく、ある程度使うと新しいものに変えたほうが良くなってくるようです。

~番外編~食用OKの型取り用シリコン

シリコンで型取りをして作りたいものは何でしょうか?

レジン型?販売していないパーツの復元?それともフィギュア?

「自作のオリジナルシリコン型を使ってアレのチョコレートを作っちゃいたいんだよっ!」

という、食品用目的で型取り用シリコンを検討している方、

残念ですが、今見てもらっているページで紹介している型取り用シリコンを使うことはできません。

チョコレート型等のオリジナルシリコンモールド型を自作したい方は、以下のページで簡単な作り方と材料を紹介しているので参考にしてください。

定番の液体タイプ型取り用シリコン

コスパ最強!型取り用シリコンの名品。旭化成 ワッカーシリコン

↑詳細はこちら
※楽天市場のページが開きます。

レジンキャスト・型取り用シリコン

標準比率は主剤:硬化剤 100g:4gです。

一般的な型取り用シリコンで硬化後はやや柔らかめ

コストパフォーマンスが良く、初心者から上級者まで幅広い方に利用されています。

1キログラム入って価格は2680円(2018/5/11時点)、ちょっと大きめの物を作りたいときも躊躇なく使用できるコスパの良さです。

初心者でしたら失敗しても「まだ材料あるからもう一度やってみようかな」となる程よい分量です。

と、失敗ありきで説明すると(難しいのでは?)と感じてしまいますね。

と言うことで。購入した方の口コミレビューから抜粋

・このシリコンはコスパが良いです。フィギュアなどの型取りをするときに毎回使っています。

・型取り用シリコーンゴムとして、いちばんベーシックなものだと思います。いつも動物や人物のフィギュア作りに使用しています。

・初心者なので、使い方がわからなくてショップに問い合わせたところ、丁寧に説明してもらえました。おかげで初めてでも綺麗につくれました!

ちなみに口コミでは硬化時間は約4時間くらいとありました。柔らかめなので、場合によっては扱いにくいと感じてしまうこともあるようです。

半立体などを作る時に量をケチって底が浅いものを作ってしまうと、使用する時に型崩れする原因になりますので注意が必要です。

反面、仕上がりが柔らかいので型に流し込ん出来上がったものを取り出すときはやりやすいのがメリットです。

プロも絶賛!?弾力性があってやや硬めな仕上がりの信越化学の型取り用シリコン

【商品の特徴】
・型取り材の汎用タイプの代表グレード。
・低粘度で作業性に優れている。
・ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂 などを注型してボタン、アクセサリー類、人形、美術工芸品の制作、塩ビゾルによる各種食品サンプル、ワックスによる装飾ローソクの製作やロストワックス母型用として、また石こうによる低融点合金反転母型用として幅広い用途で使用されています。
・外観:白色
・作業可能時間:30分(23℃)
・硬化時間:8時間(23℃)

こちらは旭化成のものより比較的仕上がりが固めのようです。

ずっと使っている慣れた方には「程よい弾力性」ということですが、

初めて使用した人や、他の柔らかめなものをよく使っている人には「固すぎる」と感じるようです。

仕上がりの固さについては賛否両論ですが、素材自体は扱いやすく、型取りはしやすいようです。

また、柔らかいシリコンでは、型取りした後に出来上がったシリコン型が歪んでしまって使いにくい場合は、こちらの型さがあるものが使いやすいのでおすすめです。

>低収縮の固め型取り用シリコン信越 シリコーンKE-17

レジンキャスト・型取り用シリコン(硬化剤付き)

こちらは仕上がりが比較的やや固めのシリコンで金属粉が多く含まれている型取り用シリコン材料です。

低収縮のシリコン材なので、正確に型取りしたい場合に良さそうです。

※KE-17は金属粉が多く含まれているため沈殿しやすい型取り材です。
新品開封後は必ずよく撹拌してからお使い下さい。(固まっている部分も含め)
金属粉が固くしまっている場合もあるので、
その場合は金属の棒や先の尖った物等を刺して液体を
馴染ませてから撹拌すると比較的楽に混ざるとのことです。

初心者にも問題な使えるようで、口コミレビューには

「初めてのチャレンジでしたが成功しました!レリーフ作りに使用したのですが、全く問題なく型取りすることができました。」

とのコメントがあり、使い方もよく混ぜることに注意する程度で特に難しくまさそうです。

ちなみに硬化後の色は灰色になるようです。

やや固めの型取り用シリコン材WAVE シリコーン・ゴム

硬化剤10g付。

レジンキャスト用シリコンで硬化後はやや固めになります。
製品説明では「硬め」「軟らかめ」といった両極のちょうど中間の硬さとのことで、型保ちが比較的良いシリコンです。

※このシリコン用の硬化剤は冬場まれに輸送中に凍ってしまうことがあります。
凍ってしまっても湯煎して溶かせば問題なく使用できるとのことです。

購入した方の口コミレビューは

「硬化後は適度な柔らかさがあって型離れも良いので使いやすいです。」
「硬化剤に色が付いているので混ざり具合が分かりやすく、初心者でも簡単に型取りが出来ました」

とのことです。

硬化剤がしっかり混ざっていないとちゃんと硬化しないので、硬化剤が色付きなのは作業しやすそうですね。

やや固めですがプラスチックのように固まってしまうわけではなく型離れも良いので精密なパーツ作りにおすすめです。

半透明で原型が見える型取り用シリコン

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

旭化成 ワッカーシリコン M8520クリアー 1kg(硬化剤T40付)
価格:4950円(税込、送料別) (2018/5/11時点)

レジンキャスト・型取り用シリコン 硬化剤付き
標準比率は主剤:硬化剤 100g:4gです。

乳白色の半透明タイプで原型が見えるのでカットして 原型を取り出す方法には便利です。

立体物を作成する時には、原型が完全にシリコンに埋まってしまうので、カットなどして取り出さなくてはならないのですが、

不透明なタイプだとどの程度まで切り込んでいけばいいのか見えないので、

慣れないとちょっと緊張するかなと思います。

その点、半透明なので見て確認しながらカットできるので初心者向きです。

シリコンは柔らかめで伸びもあるので逆テーパーなど抜くのにも向いています。

※逆テーパーとは、先細りの逆、つまり先が太くなっているもので、伸縮性のある素材でなければ型から原型や製作物が引き抜けない。

購入した方の口コミレビューは

・昔から変わらない安定した性能で使いやすいです。

・この型取り用シリコンは使いやすくて非常に良かったです。また購入させていただきます。

総合的に見て、初心者におすすめする液体タイプの型取りシリコン材はこれが一番使いやすいと思います。

ただ、デメリットとしては他のものと比べて比較的お値段が高めなので、その辺は作りたいものによって、お財布と相談かなと思います。

手軽な粘土タイプ型取り用シリコン

超お手軽初心者向け。粘土タイプの型取り用シリコン、ブルーミックス II

基材(A材・青色)触媒(B材・白色)の2種類の粘土状の素材を手でこねて、原型を押し付けて使うシリコーンゴム。
手で
練り合わせる事ができるので、とっても簡単に使用できます。

使い方は…

30~45秒程練り合わせた後、型を取ります。

練り合わせを始めてから1分45秒位から硬化が始まり、約30分で取り外しが可能です。

小さな物、又は短時間で作業を終了したい場合に適しています
セット内容(約):A材100g、B材100g、専用スプーン2個、ディスポーザブルグローブ1組

購入した方の口コミレビューは

・UVレジン用の型自作するために使いました。貝殻を原型にしてシリコン型を作ったのですが、思ったより早く硬化し始めたのでびっくりしました。貝殻の筋までクッキリと再現したきれいな型が取れました!

・化石のレプリカ作成に使用しています。仕上がりが柔らかいので、壊れやすい化石の原型を取るのに重宝しています。

・手軽に使えて、効果速度が速いので作業時間短縮になります。型取りがキレイに出来るので気に入っています。

簡単で大まかなものの型取りにおすすめとのことです。デメリットとしては液体タイプのものと比べてグラム当たりの値段が少々高めなこと、

さらに、大きいサイズを作りたい場合には向いていないです。

硬化時間が早いので、手早く作業を進められて、型取りをすぐに完了させることが出来る反面、

ゆっくりやっていると硬化してしまって型取り不可能になってしまうので素早く作業することが大事です。

初心者どころか子供でもOK!型取り用シリコンの入門編にプラスチックねんどおゆまる

80度のお湯で温めると柔らかくなり、冷めると固まるプラスチック粘土。

型取り用に愛用している人が多く、小さいものや少量だけ型に使いたい場合に手軽なので人気です。

一度固まっても温め直せばまた柔らかくなり、何度でも成型可能なので、

一回購入すればずっと使えるので経済的。

対象年齢は6歳からになっているので、子どもと一緒に作品作りも可能です。

というか、もともとは子供が使用することを想定して開発された「ねんど」なので、使い方も扱いもダントツで簡単なのは間違いないです。

【製品仕様】
●1本のサイズ:約58×7×15mm
●12色24本入り (各色2本)
□スパークルホワイト/スノーホワイト/ピンク/レッド
オレンジ/ゴールド/イエロー/リーフグリーン
マリンブルー/スカイブルー/パープル/ブラック

購入した方の口コミレビューは

・型取りの為に初めて使ってみました。失敗しても何度でもやり直しがきくし、細かい部分まで忠実に型が取れたので感激しました!

・お湯で柔らかくなって型取りも簡単にできるので使いやすいです。80度のお湯を使うので子供とやる時は注意が必要です。

・シャーペンについているラバーグリップのような感触です。色を混ぜるとマーブルになって綺麗です。子供はスーパーボールにして遊んでいました。

お湯で作業出来る気軽さと、失敗してもやり直せるので型取り初心者にはとても人気がある素材です。

デメリットとしては、熱に弱いのでレジン型として使用する時にはUVランプで溶けてしまうこともあるので、

距離を離すか、出力を弱くして硬化時間を長めにとるなどの対策が必要です。

実は100円ショップでも販売していますが、一かけらのサイズが小さいため、型取り用に使うと沢山必要なため、ネットでまとめて買ったほうが断然オトクです。

レンジで溶かせる簡単型取り用シリコン、コンポジ・モールド

サイズ(約)
直径12×厚さ5cm(パッケージサイズ)

内容量(約)
10オンス(283g)

何度でも溶かして使え、透明な細かい型取りが短時間で作れます。

電子レンジで温めると液体(ハチミツ状)、冷めるとゴム状になる型取り材です。

黄色っぽい透明の液体なので、気泡が出来ていたらつまようじ等で取り除くことが出来、簡単にきれいな型取りが出来ます。

見た目ハチミツにそっくりです。(※当たり前ですが食べられません。)

購入者の口コミレビューでは、

「型取り材として問題なく使用できました。非常に緻密に原型の型取りをできたのでとても素晴らしいと思いました。」

とのことです。グラム数から考えるとコスパが良いとは言えませんが、何度も使用できるのは良いですね。

熱に弱いので、UVレジン硬化用のランプの熱で溶けてしまうことがあるため、距離をとるか、弱めの出力で使用するなどの注意事項はありますが、

電子レンジで溶かして再利用可能なので初心者向けで手軽に使用できます。

型取り用シリコンでオリジナルシリコンモールド型を自作する材料まとめ

以上、型取りに必要なシリコン素材のまとめでした。

まずは手軽に使える素材で試してみるもよし、初めっから本格的な型取りに挑戦するもよし。

どれも特徴とメリットデメリット比較したうえで楽しいDIYライフをエンジョイしてみましょう~!

ちなみに、小さい子どもがいる家庭では、おゆまるは完全におもちゃにされるので、

子供用と自分用に別々に用意しておくほうが無難かもしれませんね(笑)