通り魔事件がニュースで報道されると、身の回りが心配になりますよね。
もちろん、運悪く通り魔事件に巻き込まれそうになったら逃げることが一番です。
でももし子供や女性などが逃げられない場所で襲われてしまったら…
最悪の事態を避けるために催涙スプレーやクマよけスプレーなどを
反撃手段として持っておくことが有効です。
通り魔対策に有効なものは?
通り魔対策に有効なのは現在の日本では催涙スプレーやクマよけスプレーなどが一番現実的です。
スタンガンのように電気ショックを与えるものもありますが、近くに接近しなくてはいけないため、
刃物などをもって暴れている相手に使用することはほぼ不可能です。
スプレー系の防犯グッズはある程度の距離を保ちつつ、相手の動きを止めて逃げる時間くらいは作れる点が優れています。
では、どんな種類があるのでしょうか?
通り魔対策に有効な防犯スプレーとは?
通り魔などの危険な相手に有効な防犯スプレーは大きく分けて二種類です。
・塗料のようなもので視界を奪い、犯人の証拠を残すマーカー系
どちらもメリットとデメリットがありますが、相手の動きを止めるには有効です。
催涙スプレー
読んで名のごとく、吸い込んだら涙が出るくらい咳込んで苦しくなるスプレーです。
成分自体は時間がたてば問題なくなるものなので、使用した際に自分が吸い込んでしまっても健康には問題ありません。
(ただし苦しむことには変わらないので注意は必要ですが)
熊よけスプレー
こちらも効果は催涙スプレーとほぼ同じです。相手が野生生物の熊なので、より遠く離れていても効果があります。
ただし、ヒグマ用のクマよけスプレーは強力なので皮膚がただれてしまったり、目に入ると最悪の場合失明の危険もあります。
風向きの問題で自分にもかかってしまったら大変なことになりますね。
また危険物としての取り扱いになるので、飛行機に持ち込みはできません。
購入の際はどんなタイプなのかチェックが必要です。
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9m離れても効果があるタイプなので、近寄りたくない相手にもかなり撃退効果があります。
侵入者対策として学校や保育園、幼稚園で消火器と同じくらいに設置してくれたらいいと思うのですが…
マーカー系防犯スプレー
塗料が噴射されるタイプの防犯スプレーは刺激などがなく、無害なことが催涙ガスとの大きな違いです。
これは相手の顔に向かって噴射すると視界を奪い、動きを止めることができます。
また、落ちにくい塗料で目印をつけるので、逃走した場合も捕まえられる可能性が高くなります。
成分自体は無害なので、誤って噴射してしまっても健康被害の心配はありません。
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町での持ち歩きに適したサイズで、十分な効果が期待できるのはこちら
通り魔対策に有効な防犯スプレーまとめ
できればトラブルには巻き込まれたくないですが、物騒な事件も増えてきたので、自分の身は自分で守る手段は準備しておきたいものです。
女性や子供でもできる防犯対策で、これ以上悲しい事件が起こらないことを願っています。