ルイス・ネリは日本で試合ができなくなりました。
ボクシングニュースで出ていた内容はこんなかんじでした。
体重に関連する同様の処分は初で、JBCは「それだけ悪質と判断した」と説明。
JBCは海外から招請した選手の体重超過については自動的に1年間の招請禁止処分を科してきたが、今回は世界戦かつ重大な違反として、厳罰を科した。
(たぶん前回のドーピング陽性の件も含めての判断ですね。さよならネリくん。)
ネリは元王者山中慎介(35=帝拳)との昨年8月以来の再戦となった一戦の前日計量で失態をさらした。
1回目にリミットの53・5キロを2・3キロもオーバーする55・8キロ。
約2時間後の再計量でも1・3キロの54・8キロと落としきれずに、はかりの上で王座を失った。
試合は山中が勝った場合のみ新王者になる条件で実施されたが、ネリが2回TKO勝ち。
王座は空位となり、山中は現役引退を発表しました。
この試合は本当に残念でした。
この試合も興行として避けられないと沢山の著名人の方が言われていました。
山中選手の今までの努力を出しきりたい気持ちもあったと思います。
しかしながら見ている側は心配やし結果負けてしまったから尚更、見ている側は納得いきませんよ体重超過して勝ってめっちゃ喜んでる反則男は見たくない。(まぁ喜びますよね。
ファイトマネー貰えるし「1勝」つくし、おかしい話です。
今回の件でJBCだけではなく、世界のボクシング主要団体も動いて欲しいですね。
例えば、計量オーバーした選手は2時間後の計量で無理ならファイトマネーをその時点で50%減、王者は剥奪される。
それでも試合を行う場合、当日の計量も朝に設定してリミットを作れば試合ができるとかいうルールを作るとか。
個人的な意見ですが「リミットを守れなかったのに当日の昼に58キロならOK 」とかしないで欲しいです。
ボクシングの試合するなら体重は作らないとダメですよ。
そうじゃないとフェアじゃないし、競技が成り立たない。
これほど見てて面白くない試合はない。
これは私的な意見ですが、ボクシングは過酷な減量も含めてのスポーツなんです。
絞りに絞って、それでも体重が落ちなくて筋肉まで削ってリミットの体重を作る。
想像を絶する世界ですよね。
計量当日の選手の身体、目はもう野生動物みたいです。
そんな顔つき目つきまで変わる過酷な減量を耐えてきた二人が勝負して白黒つける。
勝てば天国、負ければ地獄の残酷な世界。
その残酷さの中にボクシングの魅力があるんです。
それを破った時点でボクシングではない。
観てる側も面白くないと思います。
当然ファイトマネーなんか支払われないようにしないといけない。勝っても1勝も付かない。
何もないぐらいにしないといけないと思う。
そうでもしないとこういった選手いなくならないと思います。
(甘いコーヒーにチーズケーキ食って「体重は守った」とか言うバカを減らさないと)
しかしファイトマネーがゼロの代わりに「あしたのジョー」を全巻プレゼントしましょう。
力石徹さんを見ればネリも少しはボクシングの減量の魅力がわかるんじゃないかなーと本気で思ってます。
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