WBCボクシング世界タイトルマッチ山中慎介 VS ルイス・ネリ(メキシコ)世界タイトルマッチ2018年再戦の結果 ~ボクシング好きの戯言~
とうとう始まります。
山中慎介VSルイス・ネリ(メキシコ)
勝っても負けてもこれが最後の試合になると思います。
いつもながら、自分の好きな選手の試合はリングインしてからはお腹の中がソワソワするのです。
試合前の予想
↓
しかし嫌な予感がしますね。
嫌な予感を説明すると、
試合前日の計量の話から書きます。
ルイス・ネリが規定の体重をオーバー!
なんと対戦相手のルイス・ネリが規定の体重を2.3キロもオーバーしました!
2回目の計量も1.3キロオーバー
この時点で王者剥奪。
試合は興行の関係もあり決行。
山中が勝てばチャンピオン、負ければ王座は空位のルールで行われました。
ルイス・ネリには、当日の計量昼まで58キロを超さないようにWBCが指令。
ネリはこれを守り試合は通常ルールで行われる事が決定。
なんでやねんWBC 。
山中慎介 VS ルイス・ネリ(メキシコ)再戦の結果
さて、試合が始まりました。
1R
山中がジャブを出します。
ネリは良く見えています。
前回と似た立ち上がり、山中が少しガードが低いが大丈夫かな。
ネリの連打、山中かろうじてブロック。
左をもう少し出したいですね、出さないなら左のガードを上げた方が安全な気がします。(スタイル的に難しいのかも知れませんが)
おっと!山中つまづいた?
いや、カウンターを山中が浴びてふらついたようです効いてる!
仕切り直すもネリの連打を浴びてダウンしてしまいました(ヤバイヤバイヤバイ)
8カウントで立ち上がるも確実に効いています。
かろうじてクリンチ、ゴングがなりました。
パンチの回転力はネリはさすが速いですね。コンビネーションもいい。しかも体重超過やしパンチ力もアップです。
2R
やはりネリが勝負を決めにきました。
山中はまだ効いている状態です。
ネリのラッシュ、山中も打ち返すがパンチをもらいダウン!
ネリの連打は角度が独特ですね。
見ているとグローブの内側でも殴っていますから。
すぐに立ち上がるも打ち合いに応じるしかない山中選手。
ここでまたもやダウンです!
残り時間は2分以上あります!
万事休すか!?
山中慎介が立ち上がる!
ネリのラッシュがきた!
堪らずダウン!
山中選手のリベンジならず
神の左は不発、無念の2R TKO負けでした。
山中慎介 VS ルイス・ネリ世界タイトルマッチ2018年再戦の感想
いやいや、これじゃ胸くそ悪い。
寝れないので書きます。
前から思っていましたがこのルールは絶対におかしい。
大森VS マーロン・タパレスでも同じような事があった。
ボクサーが減量できないならリングに立つ資格はないでしょ?
山中選手が戦わずしてチャンピオンで良いじゃない?
理由は簡単、減量失敗はルール違反なのです。
同じ階級じゃないのです。
試合をする資格が無いのです。
今回、当日58キロまでならリング上では同じ条件で試合はOKってルールも意味がわからない。
減量出来てないなら計量後に出来るまでやらせたらええやん。
2時間で落ちないなら4時間でも5時間でもかけて。
それが嫌なら選手はギブアップすればいい。
減量失敗した方は試合もできずに負ける事になる。
ファイトマネーも全額貰えない。
とか記録も作れば尚良い。(カッコ悪いし減量失敗する選手が減るかも)
王者剥奪だけじゃ甘すぎる。
それに加えファイトマネーを全額貰えないとか、もう少し厳しくしないとボクシングの魅力がなくなります。
(最近は体重超過で王者剥奪でも勝ちを優先する選手が増えてきている。その方が次の興行につながるから。)
後味の悪い結果になりました。
山中慎介 対 ルイス・ネリ世界タイトルマッチ2018年再戦の感想まとめ
最後に。
試合後の会見で引退を表明した山中慎介選手。
本当にお疲れさまでした。
12回のバンタム級の長期防衛、誰にでも真似できる記録じゃないです。
ゴッドレフト山中慎介。
最高のチャンピオンの一人。
緑のベルトは本当に似合っていました。
長谷川穂積さん
山中慎介さん
WBC黄金のバンタムのベルトを次に巻くのは誰なのか。。。
楽しみです。
日本ボクシング検定の公式ブック。
レビュー見たところ、内容はマニア向けらしいです。
気になります。
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